君と出会った記念日。


「え、そう?」

「うん、最初っからゆう君だったし。
 まぁ、ゆう君ってのも慣れたけどさ。」

えーとか言いながら千里は
ちょいちょい何か考えてる。

なに考えてるんだろう?

―次の日

今日は千里がまた遊びに来ていた。

ピンポーン…

あ、誰か来た。

「はーい、と。
 千里、ちょっと待っててな。」

「うん。」

誰だろ。
夏希かな。
アイツいっつも
連絡よこさないで来るもんな。
そういえば、仲直り、できたのかな。