君と出会った記念日。


「え、えぇ!?悪いよ、大丈夫だよ!」

「コレこそマジで遠慮して欲しくないトコ
 なんですけど。」

女の子の一人歩きは危ないよ?

「え、え、でもっ。」

「大丈夫だって。
 体の方はもうすっかりだし!
 それに、千里に何かあったら
 責任取れるかわかんないし…。」

慌てふためく千里。

「何もないよ!」

「いや、でも危ないから。
 ホラ、もっと遅くなるよ。早く行こう?」