君と出会った記念日。


「や、ゆう君病み上がりだし、
 やらなくて良いんじゃない?ね?」

「いやいや遠慮すんなって。
 俺はもう大丈夫だから。な?」

うっ…と言いよどむ千里。
まぁやんなくてもいいんだけど。

「じゃ、じゃぁ、ゆう君について
 学ぶっていうことで!」

え、なにそれ。

「何が目的で?」

「な、なんだろう…。」