君と出会った記念日。


「ふ…ん…ふぇ…?」

「おはよ。」

寝ボケ眼の千里に挨拶。

「タオルケット、千里だろ。ありがと。」

「え、あ、あ!うん!
 どういたしまして!」

何故か赤面して慌てる千里。

「千里?」

「あ…えっと…。
 なんでもない…えへへ。」

柔らかく、笑う。