君と出会った記念日。



…体が、何かを拒んでいる。

これは、なんだろう。

嫌だと叫んでいる昔の自分。

後ろには、嫌いな…。―

目を覚ます。

白い天井。

何となく見回せば、
カーテンに仕切られた、
俺だけの小さな空間。

すぐに、保健室だと分かった。