君と出会った記念日。


中学んときは一緒に帰ってた。

小学校までは一緒に遊んでた。

幼稚園までは一緒に寝てた。

いつもヒマワリみたいな
綺麗な笑顔を見せて。

それに釣られるように笑ってた。

夏希が泣きそうになると必ず頭をなでて
「大丈夫、」そう言った。

その度に笑って涙をこぼした。

それを見て俺は
顔に出さないように気をつけながら、
胸の奥底が痛んでた。