君と出会った記念日。


おでこを抑えて「あー…馬鹿だ俺ー…」
とか言ってるゆう君。

思わず笑ってしまう。

「大丈夫だよ。
 ちょっと心配したけど…。」

「ごめん…マジで…。」

クッションに顔をうずめて、
本気で落ち込んでいる様子。

「はいはい、夕貴。
 そんな落ち込まないのー。
 ソファじゃなくてベッドで寝ろって
 言ってるでしょ?」

「だって遠いし、めんどい…。」