次の日も、その次の日も。 インターホンを押す。 でも、出てこない。 どうしよう。 何か、気に障ることでもしちゃった? ゆう君の身に何かあった? 嫌な汗が流れそうで。 その時。 「あれ?千里ちゃん?」 びくっと体が動く。 この、声は確か。 「夏希ちゃん…。」