「?ぁ、朝の時の…」
そう今、隣にいるのは
朝、助けてもらった人だった。
「あ、あのっ!朝の時はありがとうございました」
顔が熱くなってるのは気のせい?
「別に…」
名前きいてなかったよね?
「あの、名前は…?」
「藤堂 冬真。」
トウドウ トウマ??
「えっと、冬真くんヨロシクねっ」
私は言う。
「別に、仲良くするつもりないから。」
へ??なんだろ…クール…クールすぎるよ。
ちがう、冬真くん冷たい人なんだけど…
結構、ショック…
まぁ、いいか。
とにかく、早く帰りたい。
私のクラスには、冷たい人がいたようです。