「俺も……
好き…。」
そう耳元で囁いた。
…こんな幸せはないだろう。
私は幸せ者すぎると思う。
なんで彼はこんなにも甘いのだろうか…
私も…好き。
大好き。
もう心臓が張り裂けそうなくらい嬉しい。
涙だってでそうだ。
本当に彼が私の隣にいるんだよね…?
もう、私の中は
空っぽじゃないんだよね…
「俺、舞の事大好き。」
そんな甘い言葉になれない私もそうだけど…
いいんだ…私は甘い彼も好きだから。
優しい彼、クールな彼
無愛想で甘くて…
結局、全部に惹かれてしまったんだ。
両思いが、両想いになってほしいんだと思う。


