はぁ…早く家についてほしいなぁ…
私の目の前で火花を散らしている冬真くんと陽暮くん。
「あぁ…もう疲れたからいーや。こいつのせいで体力消耗したくないや。」
火花は途端になくなった。
てか…いつまでたっても、冬真くんのクールは変わらないんだね。
まぁクールだからこそ冬真くんなんだけど。
「へー?先輩俺に負けるのがやだから、逃げたんですかー」
棒読みだし…絶対挑発してるよね…
どうせ私が入っても無駄だからなぁ……
私はボーッと二人を見ながら歩く。
ボーッとしていたらいつのまにか、家に。
私は自分の家の前に立つ。
「じゃ、陽暮くん、冬真くんまたね♪」
「あ、はい!また明日っすね!」
「あぁ、じゃぁな。」
二人からの返事をもらい
私はそのまま家の中へ入った。


