極上-甘すぎ彼





先輩に言われた言葉……











『大事な話。屋上で放課後。』

そう言ったんだ…。













大事な話…きっと、あの事だ…















私は無理矢理、冬真くんに連れていかれながら考えていた。


















ーーーーーーー…







ーーーーー…












『絶対、あの女と会うな。』




冬真くん…約束やぶってごめんなさい。











私は今から会いにいきます。


















階段を一段一段あがる。






屋上の扉の目の前まで来た。













ーーー…ガチャ





少し暖かい空気が私の体を包んだ。












私は入ると屋上を見渡す。


















…いた……。











「さぁ、話をはじめましょうか。あら?あの彼は…?」









「用事があるって言いました。まだ帰ってないと思いますが…。」







ふぅん。と言う。