今…俺は何してる…こんなことするつもりなかったのに… 俺はなんのために舞の隣にいる? 泣かすためか…? 笑顔にするためじゃなかったのかな? 笑顔見たいから隣にいたんじゃないのか? 「っ…」 俺は苦しくて… 舞にこんなことしたのが悔しくて… 俺はそのまま割れ物を扱うかの様に 優しく舞を抱きしめる。 「冬真くん……」 俺の名を呼ぶ舞。 愛しくてたまらない。 舞… 「ごめんな…」