ーーーー…チュンチュン
雀の声が聞こえてくる。
もう朝か…
でもだるくて中々起きれない。
「ね…ぇ …とう、まくん 、おき…て」
途切れ途切れでそんな声が聞こえる。
この声…!
もしかして…!
俺は聞こえてきた声の方をぼやけながらも、見てみる。
紛れもない…
そこにいたのは…
「ま… 、い…」
…夢…?
「夢…だよ…な…」
「えぇーっ、夢じゃないよ!ほら早く起きなさい!」
布団を剥がされる。
やっぱ…
夢…じゃねーのか……
「冬真くん、おはよっ」
舞は元気良く、そう言った。
「ん。」
そして、俺は立ち上がる。
…制服…制服…
フラフラしながら制服に手を伸ばす。
そして、服を脱ごうとした時…
「ちょっ…うぅ…」
そんな可愛い声を出すのは舞。
俺は構わず上を脱いだ。
「きゃっ…ぬ、脱ぐんなら先に言ってよ!」
ちょっと、大きい声で言われた。
朝からキンキン騒ぐな…
ボーッとしていたが、やっと今の状況が掴んできた。
舞は部屋を出ようとする。
だが…
すかさず俺は舞の手首を掴んで阻止した。
「ちょっ…?!」


