冬真 side
俺は夜、ベランダで涼しんでいた。
夜空には半分の月とわずかな星が輝いていた。
俺の守るべきもの…
それはたった1人なんだ……
俺は目の前の家のベランダを見る。
舞…お前だよ…
あぁ…舞の事、考えたら会いたくなっちゃったぁぁ…
俺は、うな垂れる。
その瞬間ーーー…
ーー…ガラ
静かな夜にその音は響いた。
俺は反射的に顔をバッとあげる。
まぢかよ…テレパシーか?
今、目の前にあるベランダから出てきたのは…
舞だった。
ビックリしたぁ…
会いたい。って思ったら会えるもんなんだな…
一方、舞は俺を見るなり目を見開く。
いや、こっちのがビックリだから。
舞は俺を見ると顔を赤く染める。
…なんでだ?
ーーー…ピロリン♪


