「先輩、ごめんなさい…」
私はドアノブを回しながら…
「大丈夫。」
そう言って部屋から出た。
それからお手洗いにいき
沙楽の部屋に戻る。
あの二人には疑われたが
なんとか誤魔化し、時間がきた。
「じゃ、二人とも気をつけて帰ってね。」
沙楽が玄関でそう言ってくれた。
「今日はありがとう!じゃあね!」
「また明日ね♪」
沙楽とバイバイをした。
私と鈴で家に帰る。
「今日は楽しかったね♪」
私は空を見上げながら言う。
「だね♪じゃまたね!」
手を振り鈴とも別れた。
今は結構暗い。
多分七時くらいだろう。
早く帰らなきゃっ!!
早歩きで私は道を歩いた。


