少しくらいフォローしてくれたって
いいじゃないかぁー…
そんなどうでもいい事を考えながら
沙楽の部屋をでる。
私は歩き出そうとした時ーーーー。
ーー…ガチャ
隣の部屋の扉が開く。
「あ、舞先輩♪」
爽やかスマイルの木茂火くん登場。
私の元まで来る。
「どうしたんすか?」
「え?えっと…」
さすがにお手洗いなんていったら
嫌だなぁ…
「ちょっと、お茶が足りなくなっちゃったから取りに行こうと…」
ふぅん。と木茂火くん。
「先輩!少しだけでいいのでお願いが!」
…?
「宿題教えてくださいっす!」
え…??
いやいや…
「無理!!」


