ーーーーー…
ーーー…
「先輩…可愛いっす……」
私の耳元で呟く木茂火くん。
今、なぜか私は木茂火くんに両手首を
掴まれ…
…ベッドに押し倒されている。
なぜこんな意味の分からない状況かというと…
ーーーーーーーー…
ーーーー…放課後
「ねぇ!舞と鈴!今日私の家で女子会しない?!」
突然鈴を引っ張りながら
私の元へ来てそんな事を言う。
「えっと…迷惑じゃない?」
私が聞くと…
「ぜーんぜん!親今日はいないし!鈴もね?」
鈴は、はいはい。と…
「じゃ、いきたい!」
それから私は冬真くんに今日は一緒に帰れない。と言う。
冬真くんは…
「なにすんの?」
「鈴と沙楽と遊ぶの!女子会だからね!」
冬真くんは納得してくれたのか
『きをつけろよ。じゃーな。』
と帰って行った。
…それから……
木茂火くんの家は私の家と真逆。
遠くなるけど
私は行く。
沙楽にしばらくついていく。
15分くらいで家の前に止まる。
表札には
"木茂火"
なんかワクワクしてきた♪


