前は目を合わせたら
睨みつけられたからなぁ…
やっぱり冬真くん変わったよね……
なんか嬉しい……
なぜか、隣から私の頬に手を伸ばした人が…
私はみると、やはり冬真くん。
目を細めて私をみる。
それから優しく頬を撫でる。
私はなぜか口元が緩む。
ドキッ…ドキッと私の脈がうつ。
「お~い。二人だけの世界にはいらないでくださいよ~」
突然、私達の間にはいるのは木茂火くん。
「ぅ…」
私は優しく冬真くんの手をどかす。
途端に冬真くんは眉をさげる。
「…?」
「あ~せっかくラブラブ見れると思ったのにぃ~」
鈴が茶化し
「まぁ、場所が場所だしね。見れたらみたかったなぁ~」
沙楽もなんか言っている。
「もうっ!二人ったら!」
私は二人にむかって怒る。
「あ、怒る先輩レアっすね♪」
木茂火くんは変な事言うし。
きょうだい揃って何言ってるんだ…
本当になんなんだろ……


