まぁ、俺は悪くない。
「なんかぁ…すんごい顔、デレデレしてるし顔赤いよ?」
それはきっと……
舞先輩の事、考えていたから。
「ふぅん。」
意味ありげな顔をするねぇちゃん。
「いやいや?!なんも、言ってねーし?顔赤いのはちょっとな…?」
あふたふする俺。
「まぁ、わかった。がんばりな。」
そして、一階へとおりてしまった。
「はぁ……」
疲れたな…
俺はやっとの事、部屋に入る。
そして、ベッドにすぐに寝転がる。
あぁ…あぶねぇ…
バレるところだったぁ…(バレてるかもしれないが……)
自分の心にまで嘘をついている。
まぁ、バレてもいいか……


