さっき、舞はドアを閉め忘れたようで
開いていた。
だから、すぐ入ると
ゆっくり舞をベットに寝かせる。
そして、布団でもかけてやろうと
舞から離れる。
「ぅ…っ…ん…」
舞は寝返りをうつ。
俺は固まってしまった。
び、びくったぁ…
また、体を動かす。
そしたら……
「…と……ぅ、…ま…」
俺はドキリと心臓が
またバクバクとうるさく鳴る。
い、いま…
"とうま"って言ったよな…?
ヤバイ…これは……相当…
ヤバイ。
俺は気を紛らわすため
布団を舞に早くかけ、すぐに
部屋からでた。
再びリビングに…
あー…"とうま"って…
言われてみたいが…
多分、呼ばれる俺が照れるだけだ。


