俺は舞をみつけて
周りには何人か男がいたので
「舞っ!」
と、焦って呼んでいた。
でも、男達は知っている一年だし
木茂火いるし。
そこから、なぜか落ち着き
普通に話していた。
だが、舞が立って砂を払っていたら
皆は舞に釘付け。
なーんか、イライラすんだよなぁ…
「なんか、舞、その格好エロい…」
…へ?!と言う舞。
「…ばかぁ……」
そんな可愛い顔で言われても
逆に襲いたくなる。
「…冬真先輩。」
俺を呼ぶ木茂火。
「なんだ…?」
「"舞"先輩、俺がもらっていいっすか?」
…は?
なんだ…こいつ…
「…。」
んなのもちろん…
「渡すわけねーだろうが。」
当たり前の事だ。
渡すやつがどこにいんだよ。
「そうっすか。ほら、俺たちは撤収。」
最後、俺はこう呟かれた。
俺だけに聞こえるように…


