ーーー…バタン
私は入るとすぐに、その場に
座り込む。
私は胸に手をあてる。
ドキドキッドキドキッ
と、鼓動が早い。
心臓が…
まさか、冬真くんがあんなキスをするとは……
私はさっきの場面を思い出す。
熱かった身体が、もっと熱くなる。
これ以上にないくらいに…
と、とにかく着替えよっっ!!
私は服に着替える。
私はワンピを畳んでカバンの中に入れる。
冬真くんの鏡かりよ。
私は鏡の前に立つ。
水色のTシャツにダボダボのズボンだった。
私はいつも髪を結ばないが
今は少し熱いため、
簡単に団子をくるっとする。
よしっ!OK!
…っと……
私は首筋に赤い跡があるので
それを鏡でもっと近くで見る。
「これ、なんだろ……」
私にはわからなかった。
俺のもんって証拠…?
別に私は冬真くんのものになってるし…
そんな事言ってたもんね…
てか証拠なんてつけなくたっていいじゃないか…


