そう、お母さんは
昔に亡くなった。

それは私のせいで…




お母さんと私は血がつながっているが

聖とは、血はつながっていない
きょうだい。


お母さんは今のお父さんと再婚。

私はある意味、連れ子。



「ねぇーちゃん?」
聖が私に話しかける。



「へ?」
「遅れるよ?」


アーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
忘れてたっっっっっっ



でも、仲がいいきょうだいだと思ってる。





私は最後にゴクリと牛乳を飲み干し
カバンを持ち




「いってきまぁーーー…って。ぁ…」

私がつぶやくと同時に



何かにつまずいた。





ぎゅっと目を瞑る。



「おっ…と」
ふわりと誰かが私を持ち上げる。





「ぁ…聖。」

「ドジが。」


あはぁぁ…

すいません。ドジで


「ほら、一緒にいくぞっ」


「うん!!」

生意気だけど昔から優しかったね。
お母さんが死んでからも。