そして、いつのまにか放課後に……
私はなぜ、今空き教室にいるんだ?
授業が終わると、なぜか鈴に引っ張られ
空き教室に一人ポツンと残った。
色々考えを巡らせていると…
ーーーー…ガラッ
…!!
入ってきたのは、冬真くん。
と、昨日の女子達。
でも、あの先輩はいなかった。
「舞、悪いな。」
「うぅん。」
そして、皆が入ってくると
扉を閉じる。
「なんで、呼び出したの?」
先に話したのは私に手を出そうとした
気の強そうな子。
「気づいてるくせに、んな事言うなよ。」
低い声で話す冬真くん。
冬真くんって、いつも無口なんだけど…
最近、喋るようになった。
「別に……綾瀬さんがむかつくだもん。」
……
私は黙ってしまう。
なんで、むかつくの?
私、なんもしてないよ…?
「他に頑張ってる子いんのにさ、綾瀬さんだけすぐに仲良くなってるし。」
…
私はずっと、黙ったまま。
「でもさ、俺たち別れるとかないから。」
「あっそ。でも、いつか別れさせる。」
……!
「…ゃ……」
私は黙っていたが、さすがに無理だ。
「舞……?」
冬真くんは私を呼ぶ。
「…やだ…私、冬真くんと別れたくない……」
私は言う。


