極上-甘すぎ彼




そして、テストも終わったし

舞をどこか連れて行こうかな……
















付き合ってから舞と出掛けた事ないし。




でも、よくそういうのはわからないんだよな。







どうしよ……








お弁当を片付けながら

俺は悩みに悩みまくっていた。











やっぱり、女子の手を借りるか…?









本当、恋愛も勉強なのか……




「夢井、相談あるんだけどいい…?」


お弁当を片付けている舞に聞こえないように言う。





「別にいいけど……」


…よし…これで大丈夫だな。









「…舞、先に教室に戻ってくれる?」


「ぇ、あー…うん。」


舞は何も気にする様子はなく戻ってしまった。











「あの子…気にしないでいくとか…鈍感すぎる…」

夢井は呆れながら言う。









「…でさ、話は…」










ーーーーーーー…















「多分ね、気にすることないと思う。」


全てを話した後、夢井は言う。



なんでだ?


「そんなに真剣に悩まなくていい。って事。その時はその時に頑張ればいいの。」



「なんだよ、それ。」

「考えてもつまらなくない?縛られてる…はいいすぎな。でも自由に肩の力抜けばいいって」



夢井はにっこり言う。








そーいう事か…





「そっか。さんきゅ」



それからは、少しだけ舞の事について聞いた。







































今、舞が何を考えているのか

予想もつくはずがなかった。