聖 side 「おい、聖、機嫌わりぃーの?」 机に肘をついている俺に友達は 話しかける。 「ちょっと悪い。」 いや、ちょっとどころではない。 ものーーーーーすっごく、 機嫌は悪い。 それは、朝の出来事だ。 本当に信じられなかった。 俺と舞が二人で家をでると…… 先輩…藤堂 冬真…が、ちょうどでてきたのだ。 なんか、仕組んでんのか…? 毎回、会ってるような気がする。 俺は舞をみる。 舞は顔を真っ赤にしながら 先輩をみていた。 ーーー…なんなんだよ。 そう思った時…