「と、冬真くん?!」


「まぢ、いてーんだけど…」

頬をさする冬真くん。



「ご、ごめんなさいっ!!!」

私は謝る。





はぁ…と冬真くんは溜め息をつく。

「も、いーよ。それよりこれ。」






私が冬真くんから渡されたのは……









「ぁ、苺のストラップ…」


私は冬真くんから受け取る。




「お前のだろ…?」

「うん…ありがとぅ…」


私はお礼を言い、冬真くんから立ち去る。













ーー「なんで、あんな顔すんだよ…」



冬真がそんな事を言ってたとも
気づかず……