そう思った時ーーー…
ガチャーー…
静かな夜にドアの開いた音が響いた。
俺は音のする方をみてみる。
街灯がまだあるからか…
わかってしまった。
ドアの音は綾瀬の家。
そして、でてきたのは
…綾瀬ーーー。
そして、綾瀬はどこかに向かう様子。
俺は後に続こうと
携帯だけポケットに突っ込まさせて
家を急いで出る。
俺はしばらく走る。
いた……
綾瀬はダボダボの薄いピンクのパーカーを着ていたためすぐにわかった。
てか、オーラだろうか
綾瀬だとわかってしまう。
俺は、ストーカーみたいだ。
でも、気にしない。
とにかく綾瀬がどこに向かってるか…
あと夜だからあぶねぇーし。
とにかく不自然に
ちょこまかついていく。
いや、追う。


