俺は次の日付になるまで、携帯をみつめていた。 食事も喉が通らない。 恋の病は恐ろしいものだ。 それから、俺は ベランダ…部屋…ベランダを行き来。 まだ二時間もある。 勉強…しようとするが やはり浮かぶのは綾瀬の顔。 …ついには、後五分。 俺はベランダに出る。 綾瀬の部屋は真っ暗だった。 ーーー…寝てんのかな……