極上-甘すぎ彼





その後、舞は何かを考えるように

黙る。




「まい…?」

自分の世界にいってたのか

やっと我に返る。





「ゴメンね…?じゃ、帰ろっか。」

優しい声で言われる。


「おぅ。」








それから二人で帰り道を帰っていった。





まだ明るいのに、月がみえる。

俺が太陽。

舞は月。


俺たちはずっとすれ違うんだ。







それでも太陽は月に会いにいく。






きっと今日は月が綺麗にみえるだろう。












そう思いながら足を進ませた。