ーー…ガチャ



扉を開けると風がブワっと私を襲う。




なりやむと私は屋上に入る。

…聖はまだのようで…





私は立って待つ事に…
















数分経った時…

ーー…ガチャ

と、扉は開く。











来たのは、聖。

「…待たせて、悪い。」

「ううん。大丈夫。」



…なんで屋上に呼ばれたのかな…?




「昨日の事で…本当にごめん!」

聖は謝る。

私はいきなり謝るとは思わなくて

びっくりする。

「大丈夫…!、私こそ…ごめんなさい…」

もしかしたら私は聖の事、傷つけたかもしれない。

だから、私は謝る。


「ねぇちゃんが謝る必要はないんじゃ?」

「でも…あんなひどい事言っちゃったもん…」

私は目を伏せながら言う。



「本当の家族じゃないし。とか言っちゃってごめんなさいっ」

私は謝る。



聖は…「大丈夫。」と言い

私の頭をなでる。


こういう時はなぜか聖がお兄さんにみえるんだよな。



「…あとは…大切な話かな…?」

聖はいきなり真剣な顔になる。




ぇ…?




大切な…話…?