舞 side
私は、ゆっくりと目を開ける。
「ん……」
目の前にはドアップの聖の顔が。
「?!」
びっくりして、声さえ出ない。
私は昨日あった事を整理する。
聖が私のベッドで寝てて…
気持ち良さそうに寝てたから、
私は隣にいって…一緒に寝ちゃったんだ…
はぁ…
その前にこの状況をなんとかしてほしい。
なぜか、私は聖の抱き枕状態に…
「聖…?」
私は動けないため、声で聖を起こす。
「んーー…すぅー…」
気持ち良さそうに寝ている。
「聖ーっ!!」
もう起きる様子はないようで…
私は仕方なく腕と足を私から引き離そうとする。
んぬぬーっっ
もちろん私は手が動かないため何もできない。
聖なんてもっと力をいれてるし。
「ん~…ま…ぃ…」
「…!!…寝言か…」
何か気持ち良さそうに寝ている聖をみると、私まで安心して…
ね、むくなる…