それから毎日いじめ。
体操着隠されたり
上履き隠されたり
ラケット壊されたり
悪口の手紙を下駄箱の中に入ってたり
小学生がするようないじめを受けていた。
我慢してたけどさすがに精神にきてた。
部活を無断欠席するようになり、涼介と帰り始めた。
ある日、涼介が私に言った。
「麻希部活いかねぇの?」
「…うん」
「麻希お前なんかあったんだろ?」
その質問に私は黙り込んだ。繋いでた手を離した。
「…」
黙り込む私を見て、
「なんかあったんだろ?俺に言えよ。」
その言葉に涙が溢れだした。
涼介は、下から覗き込んだ。
涼介の目は心配な目をしていた。
「麻希…りょ…すけに言えなかった……」
「えっ…?」
「…麻希…いじめられてるの…りょ…すけに言ったら嫌われると思ったから…言えなかったの……」
上手く呼吸ができない。
助けてほしかった。
その気持ちでいっぱいだった。
「麻希…お前…」
「もぉ…辛いの…苦しいの……」
泣き出す私を見て、涼介は抱き締めた。
優しくちょっと強く私を包み込んだ。
「麻希…助けてやれなくてごめん…いじめられてるって気づいてやれなくてごめん……」
「りょ…すけ…」
「俺が麻希を守るから…お前を守る」
そう言って涼介は、頭をなでた。
泣き止むまで抱き締めてくれた。
涼介が言った言葉をずっと信じてた私は、
まさかどん底に落とされるなんて思わなかった。
体操着隠されたり
上履き隠されたり
ラケット壊されたり
悪口の手紙を下駄箱の中に入ってたり
小学生がするようないじめを受けていた。
我慢してたけどさすがに精神にきてた。
部活を無断欠席するようになり、涼介と帰り始めた。
ある日、涼介が私に言った。
「麻希部活いかねぇの?」
「…うん」
「麻希お前なんかあったんだろ?」
その質問に私は黙り込んだ。繋いでた手を離した。
「…」
黙り込む私を見て、
「なんかあったんだろ?俺に言えよ。」
その言葉に涙が溢れだした。
涼介は、下から覗き込んだ。
涼介の目は心配な目をしていた。
「麻希…りょ…すけに言えなかった……」
「えっ…?」
「…麻希…いじめられてるの…りょ…すけに言ったら嫌われると思ったから…言えなかったの……」
上手く呼吸ができない。
助けてほしかった。
その気持ちでいっぱいだった。
「麻希…お前…」
「もぉ…辛いの…苦しいの……」
泣き出す私を見て、涼介は抱き締めた。
優しくちょっと強く私を包み込んだ。
「麻希…助けてやれなくてごめん…いじめられてるって気づいてやれなくてごめん……」
「りょ…すけ…」
「俺が麻希を守るから…お前を守る」
そう言って涼介は、頭をなでた。
泣き止むまで抱き締めてくれた。
涼介が言った言葉をずっと信じてた私は、
まさかどん底に落とされるなんて思わなかった。
