どんな人でも、コンプレックスはある…
私はこうだった
小さい頃からそうだった…
周りの皆より背が「高かった」それが
私のコンプレックス――

凛version♪

「はぁ~」
私はため息をつきながら黒板を消していた。

黒板を消しているのは当番だからじゃない。



一時間前――
「え?」
私はクラスメイトに囲まれている。
「お願いっ!凛っ!今日、放課後当番なんだけど、塾だから代わりにやってくれないかな?」

「あ、う~ん?いいよ!」
私は仕方なくOKした。
「ぁ~よかった!それに凛、背ェ高いから、私が届かないところも届くしね!」



そして今に至る………