【完】隣の家のオオカミさん


自分の分のお茶碗やらお箸はちゃんと台所まで持っていくその姿に感心してしまう。

わたしもお茶碗を持って席を立つ。


洗い物をささっと済ませてお風呂に入って、寝る。

最近はこの生活。
録画してある番組を見る時間を作ろうとはしない。


寝ること優先。



「おい」

「んー?」



冷蔵庫を開けて「デザートは?」と訊いてくる大上くん。

……さっき、お腹いっぱいって言ったよね。
お腹壊すよ?



「桃の缶詰ぐらいしかないよ……」


その食べっぷりに驚いてしまう。

大上くんってこんなに食べる人だっけ。



「アイスでも食べながらテレビ見ようと思ったんだけど」


考えただけで寒いんだけど。冬はわたしはアイス食べないのです。