【完】隣の家のオオカミさん




休日もバイトで一日は終わる。

出かける予定もないし、お金はあまり使いたくないし。


稼げるときに稼いでおかなきゃね。


いつもはラストまで入ってるけど今日は夕方であがらせてもらえることに。

パンももらっちゃったし、今日の夕飯は何にしようか、なんて考えながらスーパーへと向かう。


お買得商品とかないかなぁ……?

買い物カゴを持って店内をウロウロしていると見慣れた後ろ姿が目に飛び込んできた。


よく知ってる人だから間違えるはずない。



「なんか、すごぉく浮いて見えるよ。大上くん」



振り返ったその人と目が合う。

わたしに声をかけられてとくに驚いた顔はしていない。