【完】隣の家のオオカミさん


しんみりした感じで終わらせたくない。

話題を変えて明るくいこう!


といっても、振る話題をミスってしまったわたし。

莉乃ちゃんが言いづらそうに言葉をつまらせているのを感じて、やってしまったと思った。



「彼氏ですかぁー!」

『まぁ、そうですね……はい』



照れている莉乃ちゃんを思い浮かべてわたしはひとりニヤニヤし始める。



「今度お話聞かせてね!みんなに会いたいよぉー」



電話だと普段話している声より少しだけ高くなるんだよね。

わたしの声うるさく感じないかな?莉乃ちゃん。



『日向子、あんた声高すぎ。テンション作ってるでしょ?』

「えへへっ、ごめんね。ちょっと声低くしまーす」