【完】隣の家のオオカミさん


「うぁー……これはやばいな」


散らかさないように努力はしていた。

なんでもかんでもクローゼットの中に押し込んでいたら…こんなことになってしまいました。


わたしってほんと掃除できない子なんだなぁ……
うん。これはやばいぞ。


使わないと判断した物は思い切って捨ててしまおう。

じゃなきゃ絶対、物は減らないね。


ふと小さな箱に目が止まる。
ぞの箱に手を伸ばして自分の膝の上へと乗せた。


この中になにが入ってるかちゃんと覚えてる。



「……懐かしい…」



学ランのボタンとネームプレート。
数枚の写真。


制服を着てるせいか少しだけ幼く見えるわたし達がそこにいた。