【完】隣の家のオオカミさん


「一緒に寝るけど」


いや、あのー……このベッド小さいんで2人は無理かと思われます…



「な、なんで?」

「ん?」



大上くんがにっこり微笑む時ってなんか怖い。いいことなんてないもん。


思わず一歩後ずさる。



「なにもしない、よね……?」

「するけど?」



笑顔を崩さない大上くん。


待ってよ。ちょっと待ってよ。
なんで今日なの?

いきなりすぎない?



「わたしソファで寝るから大上く……んんっ」



いとも簡単に腕をとられ引き寄せられて唇を塞がれる。


いつも大上くんはなにをするのも急すぎるんだよ。


だから心臓がついていけない。