「エロオオカミ……っ!」 肩を大きく動かして乱れる呼吸を整える。 艶めいた笑みを浮かべて大上くんはわたしに手を伸ばした。 もう、無理。酸素不足に陥るわ! 綺麗な指がなぞるような動きで服の上から胸元をなぞると誘うように笑うオオカミ。 「はっ、エロオオカミってなんだそれ」 「大上くんのことだよ!」 わざとくすぐるようにその指が這う。 くすぐったくて声が出そうになるのをぐっとこらえ、視線を下げる。 近すぎて大上くんの顔を直視できない。 「俺をもっと欲しがれよ」