「あ、それはアイロンでちょっとやっちゃったみたいなんだよね」 身に覚えがないんだけどね。 服が擦れて痛いから貼ってあるだけなんだけど、そんなに気になったのかな? 「……ほんとかよ」 「ほ、ほんとだよ」 鋭いその目にじっと見つめれると緊張してしまう。 あまりにも綺麗で背中がぞくりとした。 その時、ベッドの方から携帯が鳴っているのが聞こえた。 二人してそちらに視線を向ける。 大上くんの腕の力が弱まった隙にわたしはソファから下りようとした。 着信音はまだ鳴り続いている。 電話かな……