何度も何度も打っては消してを繰り返してようやく意を決して押した送信ボタン。


優くんとは本当にこれでサヨナラだ。


あたしには泣く資格なんてない。
だけど涙が止まらない。




思ってくれている比呂くんと優くんを傷つけて選んだ涼平への気持ち。



どんな結果になるかなんてわからないけど貫き通したい。



明日が晴れますようにと泣きながらてるてる坊主を作ってそのまま眠ってしまったから優くんからの最後のメールを見たのは次の日の朝だった。