「変な誤解させてごめんね。でも本当、亜子ちゃんって律儀で優しくて可愛い。涼が好きなのもわかるわ」 「おい、純。やめろよ」 「あっ、ごめん。人も乗って来るだろうからまた教室で話そう。あたし、亜子ちゃんの前の席だし」 2人が前を向く。あたしもストンと椅子に座った。 今の何?涼平があたしのことを好き?嘘でしょ? だってあんなに冷たかったんだよ。あたしが話しかけても話しかけんなって言うし、他の女の子とは話すのにあたしには素っ気ない。