きゃーっ。何これ?!さっきまでの火照りが落ち着いたと思ったらまた火照ってきた。


もう、優くん、嬉しいけど照れるよ。期待してもいいよ。それだけでも言えばよかったのになんで恥ずかしいとか思って言わなかったんだろ。


優くんはたくさんあたしに気持ちを伝えてくれていたのにあたしは何一つ伝えられなかったんだ。


優くんがあたしに会ったことがあるってことも知らないまま、その日はどんどんと近づいてきていた。