家に帰りつき、時計を見ると、もう7時をまわっていた。
私は、若本くんにメールを打った。
《今日はおつかれ!
結局、どうだったんだっけ?》
《お前、今日ほんとにきてたの?》
《うん!いったよ!\\\》
てか、笑いかけてくれたよね??とか思いつつも、
そこには触れずに、話を進めた。
《じゃあ、なんで勝ったか負けたかわからないの?》
《点数入るの早すぎて、どっちがどっちか、わかんなくって》
《そっか。
負けたよ。》
《そうなんだぁ。残念・・・。》
《俺、3P入れたよ》
《みてたよ!めっちゃかっこよかった!///》
《ありがと》
それから、若本君はポジションの説明をいろいろとしてくれた。
私は、もうそのとき、高鳴る胸の鼓動の正体に気付いていた・・・。

