大好き…でも…



2ピリと3ピリの間の休憩の間、
若本くんが水分補給にベンチに戻った。

すると、若本くんが座った場所が、
私たちが座っているベンチのちょうど向かい側で、
若本くんと目が合ってしまった。

すると、若本くんは、ニコッと笑いかけてくれた。

その瞬間、私の胸は激しく高鳴った。






そして、試合のすべてが終わり、私たちは
帰ることにした。