緊張しながら、一通り会が終わって、

記念撮影をした。

みんなニ次回にいくのなんので、

わいわい騒いでいた。

すると、いつの間にか若本くんの姿はここにはなかった。

「ねぇ、智美。若本くんは??」

「ディズニーランドにいくからって言って、

さっき帰ったよ」

「そうなんだ。」



そうして私たちも帰ることにした。

エスカレーターを降りていると、

腕を誰かにつかまれた。

後ろを振り返ると

そこには、とってもキレイな顔をした、

見慣れた愛しい顔が。。。


「・・・中山くん?どうしたの??」


「櫻井ちょっと来い

 ごめん。智美。ちょっとこいつ借りてくぞ。」

「どうぞどうぞ!それではごゆっくり(にやにや)」



中山くんに手を引かれて、私はどこか人目につかないところに

つれていかれた。

「中山くんどういうこ・・・」


わたしは勢いよく壁に背中を押し付けられた。

壁と、中山くんに挟まれて、

もうとろけてしまいそう。


・・・って、じゃなくて!

どういうこと!!これからなにが起こるの!?

驚きとドキドキを隠せないまま、

私の鼓動は容赦なく鳴り響いていた。