送別会当日。

「絢乃ー!」

「おっ、来た来た!智美遅いよ~(笑)」

「ゴメンゴメン」

「じゃぁ行こっか!」

「そうだね!まずゲーセンいこう!」

「おっけーい!」



そうして遊んだあと、可奈へのプレゼントを買いに行った。

「これちょぉかわいくない!?」

「ほんとだ!これにしちゃおっか!」

かわいいのが案外すぐ見つかり、早く買い物がおわった。

「絢乃、もう行ってみる?」

時計を見ると、送別会が始まる40分まえだった。

「じゃぁちょっと若本くんにメールしてみる。」

「うん。」


《もう行ってる?》


メールしたけど返信は来なかった。

「智美、返信来ないよ?」

「ほんと?じゃあ若本も男子たちと遊んでるのかなぁ。」

「そうだね。遅くなるといけないしもういこっか」

「うん!」