それからあたしゎ受け付けを済ませて金パでピアスだらけの若いにーちゃんと一緒に待った。
てか、今さらやけど名前聞かな!!
「「なぁ…」」
あ、かぶったし。
「何?俺からでもええ?」
「どーぞ。」
むしろそっちのほぉがありがたい。
「俺の名前まだゆーて無かったょな?俺、裕也ってゆーねん。ま、年ゎ16。高1。よろしくな?」
あたしら思考回路一緒やん。
「あたしも自己紹介しよぉと思てた。あたしゎみか。年ゎ15。中3。よろしく。」
てか、あたしばりタメ語でしゃべっとるやん!?
「あぁ、タメ語で全然ええから。」
なんで分かったんゃ!?
もしかして凄い人なんやろか???
「さっきからブツブツ呟いとるから!!」
え!?
「俺、凄い人でもなんでもないから!!」
「そーなん!?」
“神崎美香さーん”
「呼ばれたから行ってくるゎ。」
「俺、行かんでも大丈夫?」
「大丈夫やで。頑張ってくるゎ!!」

